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花粉症対策・市販薬(種類・成分・作用)
市販薬の種類
●内服薬(飲み薬)
●点鼻薬(鼻にシュッとスプレーして、鼻つまり等を改善)
●点眼薬(目薬)
*漢方薬も内服薬ですが、ここには含みません。別項目(別ページ)とさせていただきました。


市販薬の成分・作用

◆抗ヒスタミン剤
●肥満細胞から遊離する“ヒスタミン”が、神経や血管に刺激を与えないようにします。
●内服薬、点鼻薬、点眼薬に入っています。
  鼻・・・鼻水やくしゃみなどに効果があります。
  目・・・目のかゆみや、なみだ目に効果があります。
●即効性がありますが、眠気などの副作用が起こることがあります。

◆血管収縮剤
●粘膜の血管を収縮させる作用があります。
●内服薬、点鼻薬、点眼薬に配合されています。
  鼻・・・鼻の粘膜の腫れを取り除いて、鼻づまりを解消します。
  目・・・充血を抑えます。
●即効性がありますが、使いすぎると効き目が悪くなったり、薬をやめた時に逆に鼻づまりが起こりやすくなることがあります。
◆遊離抑制薬
●花粉が体に入ってきたときに、肥満細胞から“ヒスタミン”や“ロイコトリエン”といった化学伝達物質が遊離するのを抑える作用があります。
●点鼻薬、点眼薬に使われます。
  花粉症の症状全般に効果があります。
●副作用はあまりありませんが、効果が出るのに1〜2週間くらいかかります。

◆その他
●鼻水の症状を抑える抗コリン薬。
●炎症を抑える抗炎症薬


市販薬の使い分け
●症状のタイプを把握する!
  (いろいろな症状が混ざっている人は少なくはないですが、その場合は一番なにが辛いかを把握しておきましょう)
症状が比較的軽い人は、遊離抑制薬中心の点鼻薬や目薬を使うとよいでしょう。
症状がある程度強くて、くしゃみや鼻水、あるいは目のかゆみ、涙目などの症状が起こりやすい人は抗ヒスタミン薬が中心のものを選んだほうがよいと思います。鼻水を押さえるには抗コリン薬も効果的です。
鼻づまり、目の充血がつらい人は、血管収縮薬が入った薬を選びましょう。
薬の種類 成分名 効く症状
抗ヒスタミン剤 マレイン酸カルビノキサミン
マレイン酸クロルフェニラミン

など
鼻水、くしゃみ
目のかゆみ、涙目
血管収縮剤 塩酸プソイドエフェドリン
塩酸ナファゾリン
塩酸テトラヒドロゾリン
塩酸フェニレフリン

など
鼻づまり
目の充血
遊離抑制薬 クロモグリク酸ナトリウム 軽症の症状全般
抗コリン薬 ベラドンナ総アルカロイド
など
鼻水
抗炎症薬 グリチルリチン酸二カリウム
イプシロン-アミノカプロン酸

など
鼻水
目のかゆみ
●花粉症は、簡単に治る病気ではありません。また時間の経過とともに同じ人でも重症度や症状が変化することもあります。市販薬を1週間程度使ってみて、症状が改善しなかったり、さらに重症化するようでしたら一度、耳鼻科や眼科を受診したほうがよいです。
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